ショップ店員のお仕事>値段のネガティブを無くすコツ

値段のネガティブを無くすコツ


洋服を販売しているお店では、同じような素材、デザインでも
価格が違っていたり、A店とB店で同じものを売っていても、値段が違って
いたりすることがあります。。。

それは、店頭に並ぶまでにたどってきた経緯が違うのが大きな要因といえます。

ダイレクトソーシング。あまり聞きなれない言葉かと思いますがこちらの方は、
卸や商社を経由せずに、販売する会社と工場が直接取引をします。
つまり構造上から言えば、一番安く洋服を作ることができます。

逆に卸売りの場合、卸した先のアパレルや小売店が卸した商品の仕入れ価格に
対し、価格を設定します。その際に、粗利（営業利益）の分を上乗せしますので、
その分高くなります。

しかし、これらの流れには様々な要素が加わってきますので一概には言えません。。。


たとえば、同じ物を3つ作るとします。その時に、材料が同じ物でも、供給元が違えば、
諸事情で安くあがったり、同じデザインでも工場が違えば、そのアイテムに手馴れていると
縫製料が安かったりします。
工場と取引先とのやり取りで様々な事情が予測されるといえます。

今のところ、どちらが良いかはその企業やお店によりますが、
メリット、デメリットもありますので、それらを考慮しなくてはなりません。

安ければ良いというわけでもないのです。
それぞれの特徴を理解し、伝えることでセールストークに活かすことができます。